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2010.07.14[水] キーボード小話

ThinkPadとHHKを眺めてたら、電波が降ってきた。



──それは、ある1つのキーボードの物語。

Control「隣にいるのは、いつもAだと思ってたんだ……それが当たり前になって、いつの間にか離ればなれになったことにも気づかなかった」
Caps「今更何を言っている。大多数のユーザーは、私がAの隣にいることを当然だと思っている。そろそろ諦めてFnと仲良くしたらどうだんだ?」
Control「好きで一緒にいるとでも? Fnのような何にでも成り代わるようなやつなんてごめんだ」
Caps「自分に似ているからか?」
Control「……それに、あいつは俺の右に来たり左に来たりと、忙しないんだ」

──見えない力が、かつて共にいたControlとAを引き割く。そして民衆はCapsをAの隣へと求めた。

Caps「旅立つのは結構だが、同じ頭文字を持つ者としてお前に忠告しておく。Shift山脈を越えるのは辛いぞ。だが、もし民衆の力を越えるだけの意志があるのなら、俺の居る場所まで登ってこい。何、今の場所は少し退屈でな」
Control「Caps……、すまない」
Caps「勘違いするな。やれるかやれないか、いや、やるかやらないかは、お前次第だ」

──止まっていた時が動き出す。Controlは、旅立ちの決意を固める。

Fn「Control、行ってしまうの?」
Control「すまない。俺は、やっぱり……」
Fn「何も言わないで。私思ってたのよ。あなたはこんな世界の隅で静かに暮らしていくような柄じゃないわ」

──別れ、そしてCapsの居る場所、Aの隣をめざし歩き出すControl。

Caps「A、大丈夫か。隣にいるのに、俺は君を助けることさえできない。Controlにデカい口を聞いておきながらこの様だ。クソっ、Aの代わりに俺を使え!」
A「Caps……馬鹿なこと言うものじゃないわ。大丈夫よ。まだ、Controlに……」

──だんだんと消えゆくAの文字。残された時間は少なかった。

Control「A……、なんてことだ。俺は結局、また何もできなかった……」
A「あなたにはあなたにしかできないことがあるはずよ。私はAという文字を出すだけの、たったそれだけの存在にしか過ぎないの。でもあなたは違う。ねぇ、約束して。たとえどんなところにいても、ControlはControlの役割を果たすということを」
Control「そんなこと言うな。君は強い。だから、最後みたいな台詞はよしてくれ」
A「強がってるだけよ。消えてしまうのは怖い。Aという文字が消えてしまったら、私は、私の形をした、私でないものになってしまう……」
Control「……そんなことはならない。俺の名はControlだ。この世界のルール全てをコントロールしてでも、君を──」

──幾多の人物を巻き込みながら、物語は終局へと向かう。
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